ONAKAMA名古屋に行った話
04 Limited SazabysとTHE ORAL CIGARETTES、そしてBLUE ENCOUNTの3バンドでそれぞれの地元のアリーナを巡るONAKAMA 2021。その初日である名古屋公演に行ってきた。結論から言うと行って正解だった。
参戦を決めたのは公演の約1週間前。情勢の悪化で現地参戦予定だったシンデレラHNYや布袋武道館が無観客配信に変更になり、ブシロードロックフェスやバンナムフェス2ndも延期になる。そんな現地に飢えている状態の中、20時前に終演するように開演時間を早めた上でライブを開催する、またチケットトレードを実施するというONAKAMAの発表を見て「CDJ2021の最終日に現地で見れるはずだったフォーリミをここで見ることで自分の中のCDJを取り戻す」というわけで現地参戦を決断しチケットトレードに申し込んだ。S席は取れなかったけどアリーナ中央寄りのA席のチケットを確保することに成功。
現地参戦を決めた時の3バンドの知識は「3バンドとも名前は聞いたことがある、けど曲はブルエンのSurvivorしか知らない」という状態。それとフォーリミが愛知のバンドであることを知ってたくらい。
そこで予習としてSpotifyで3バンドの曲を垂れ流したりYoutubeに投稿されている配信スペシャルプログラムを一通り見たりした。配信プログラムはご当地にちなんだクイズ大会もありそこで笑いまくった。そしてオーラルのベストアルバムは予習の時に大変お世話になった。
ライブ当日、雨の中日本ガイシホールに着くとまずはグッズを確保するべく物販列へ向かう。現地でのグッズ購入をチケット所持者に絞ったおかげかグッズはほとんど完売がなく、ここで事前に物販情報をチェックしていた時には買う予定じゃなかったロンTを追加で買ってしまい「現地物販で財布の紐が緩む」感覚を久々に味わう。
当初買う予定じゃなかったグッズも現地だと何故か買っちゃう奴(ロンT追加した) pic.twitter.com/SS2miu6pUs
— glover@な (@glov_er) 2021年1月24日
入場した後に場内のビジョンではブルエンの横アリワンマンやオーラルのブルーレイの告知が流れていた。ではフォーリミはというとなぜか「麺やおがた」のスタッフを募集するという告知。これには「何これ」と笑ってしまった。しかも時給444円って労基案件モノだわこりゃ。
16時半に開演。トップバッターは順番的に考えたらブルエンだろうなぁと思ってたら的中。1曲目のバッドパラドックスから観客を煽ってくれたおかげで「とにかく楽しむぞ!」というスイッチが入ってよかった。そして2曲目のSurvivorでテンションはすでにマックス。MCでは宙吊りで演奏するよというジョークも飛び出てクスッと笑ってしまった。
VSはブルエンのライブを初めて見た中で一番衝撃を受けてライブの後にヘビロテしまくってる曲。この情勢なので声は出せないが大きく手振りをすることで声を出す代わりになるという感触を得られた。でも本当は大声で叫びたい!!!!!
BLUE ENCOUNT 『VS』Music Video 【テレビ東京系アニメ「銀魂」ポロリ篇オープニングテーマ】
数十分間の転換時間を「暇だなぁ」と思いながら過ごし2組目のオーラルのアクトが始まる。登場SEから自分が好きな雰囲気だったので一気に引き込まれた。そして1曲目の容姿端麗な嘘で「あ、予習してたあの曲か」とわかりテンションが一気に上がった。
初体験のオーラルのライブはとにかく激しかったが、ライブでは思いっきりはしゃぎたいタイプの自分にはちょうどよかった。ヘドバン楽しい!!!
狂乱 Hey Kids!!のイントロにすぐ反応できるようになった自信ある
— glover@な (@glov_er) 2021年1月23日
「キラーチューン祭り」と銘打たれた後半、予習中に一番好きになった曲である狂乱 Hey Kids!!がラスト1曲に来た時の興奮度合いはここ最近のライブでは1番だったと思う。
<ノラガミARAGOTO>OPテーマ THE ORAL CIGARETTES「狂乱 Hey Kids!!」MusicVideo
オーラルで暴れまくった体を転換時間で休ませたら、いよいよ地元名古屋代表フォーリミの登場。白Tシャツを身につけたメンバー4人が登場したときに「これがフォーリミ…」という感動を覚えた。曲の途中で茶番も飛び出したが興奮しすぎて内容は全く覚えていない。でも面白かったことは確かだ。
フォーリミにもライブ終わってからヘビロテするようになった曲がある。Alienだ。Youtubeを探したけど公式の動画が見当たらなかったのでSpotifyのリンクを貼っておく。ライブでの迫力に圧倒され、特に印象に残ってる1曲である。
本編はあっという間に終わり、20時が迫る中アンコールが始まる。オーラルの山中、そしてライブ中に気合が入りすぎて肩を脱臼してしまったブルエンの田邊とボーカルが再び集結し大興奮。そして最後に披露された曲はswim。クロールの振り付けがあることは知らなかったが途中からでも一緒にやれて楽しかった。この日限りのスペシャルなパフォーマンスは一生忘れないだろう。
現地でライブを見ることができたのは10月のSaint Snow以来であり、その間は配信でしかライブを見れてなかったが、今回、ライブはやっぱり現地で見るのが一番ということを改めて実感できた。現地だからこそ味わえるサウンド、演者や他の観客と一つになれる感覚は配信では味わいにくいと思っている。そんなこんなで最高のライブだったONAKAMA名古屋。次はフォーリミ主催のヨンフェスにも行ってみたくなったし3バンドをワンマンでも見てみたくなった。